やっぱり不便だなと思う雪国の冬あるある
札幌生まれ豪雪育ち、厚着してるやつは大体友達、な環境で25年生きてます。
テクノロジーのおかげで世の中便利になったと感じることも増えましたが、その中でもやっぱり不便だなと思う雪国暮らしあるあるをご紹介します。
大型ゴミが捨てづらい
雪で隠れるのもありますが、外が寒いし地面がツルツルだったりでこぼこだったりする時は運ぶのも大変です。雪が降る前に片付けるのがベターです。
除雪道具が場所をとる
私の住む各町内では大体5軒に1軒くらいはデカい除雪機持ってます。便利だけど場合も取るし、メンテナンスもいるみたいです。あと、雪かきスコップや雪割りピッケルとか細々したものも含めると、どうしても所有物が増えてしまいます。
衣類がかさばる
冬服自体に厚みがあるものが多いのでかさばるのはしょうがないですが、コートやジャケットの他にスキーウェアみたいな防寒服とかも必要だったりする場合は、その分のスペースとクリーニングの手間がかかります。
防寒コストがかかる
北国の住宅は建てる段階から気密性が高くしていますが、豪雪地帯以外の地域はその必要がないのでその分安いんじゃないかと思います。(といっても内装もしっかり工夫しないと気密性の意味ないですが。)また車も寒冷地仕様はちょっと高いですし、そうした部分で不利だと感じます。
自転車に乗れない
雪が降ると自転車に乗れないのが不便です。特に車を持たない人にとって自転車は大事な足代わりです。もし冬の間も乗れたら、その分の交通費はかからないし運動できるのにな・・・と思ってる人は多いと思います。
交通機関がスムーズにいかない
JRとバスに限ったことですが、少なくとも北海道では人身事故や台風よりも雪のせいで運休や遅延がよく発生します。あと運転手のミスがしょっちゅうニュースに出ます。そのため予定が狂いやすく、天気予報とニュースは必ずチェックしています。
ちなみに北国で最強の交通機関は地下鉄です。
暖房費がかかる
雪国ではガス・灯油暖房がまだ一般的なので、冬場はガスと灯油代が結構かかります。価格も変動するから高いときは本当に高い・・・。でも夏場は涼しいので、電気代は安く済んでるみたいです。
参考:北海道の電気代平均、夏冬の電気代平均と特徴は? | エネチェンジ
まとめ:行動しにくいのも金かかるのも、ぜんぶ雪のせいだ
本当にこの一言につきます。除雪はキリがないし、吹雪で前が見えないし、積もった雪で服や足元が濡れるし、車は運転しにくいし、生活面でいいことないです。でも観光や雪遊びに来る場所としてはすごく楽しいところです!自然の威力という非日常を十分味わえると思います。
個人的に雪と冬は嫌いですが、地元や日本は好きなので冬の間だけ沖縄とか雪の降らない地域や国に短期滞在しようと思ってます。